南極に、歌う氷山があるそうです。
歌う氷山、南極大陸で発見される
世界びっくりニュース より
南極大陸の地球運動を観察している科学者たちが、歌う氷山を発見した。
科学者たちによれば、問題の氷山は周波数0.5ヘルツ程度の音波を出している。通常、人間の耳には聞こえないが、それを早いスピードで再生すると、蜂の群れもしくはオーケストラの音出しのように聞こえるそうだ。
「海底にひっかかった氷山は、川にある石のようなものです」科学者のヴェラ・シュリンドウィンさんは言う。「水が高圧でクレバスやトンネルを押し流れ、氷山は歌い始めるのです」
「調子があがったりさがったりして、まるで本当の歌のようですよ」
この記事には「科学雑誌に発表」としか書かれていないのですが、
CNN.co.jpの記事によると11月25日付の米科学誌
サイエンスのことでした。
どんな「歌」かなと思って探してみたら、
オーストラリアの放送局ABCのサイトにWAVファイルがありました。
さっそく聞いてみる。
・・・うーん、まあ歌と言えないことはないかな。ボーッという感じですね。
海で歌うといえば、ザトウクジラのラブソングは有名ですが、とても興味深い記事を見つけました。
ザトウクジラとビートルズ
気になる科学ニュース調査 より
私たち人間のファッションと同じで、ザトウクジラたちも流行に敏感なのです。だから、群れの中でほとんどのオスが同じラブソングを歌っているときはそれを歌い、ひとたびメスに人気のある新しいラブソングが流行り始めると、そのラブソングを歌い始めるというわけです。
この「ラブソング」というのはオスのクジラがメスのクジラをひきつけるための鳴き声ですが、それに流行りがあるというのです。
おもしろいですね。
ところで、「
Whales Alive」というCDを見つけました。(聴いていないのですが)
ザトウクジラの鳴き声とサックス奏者ポール・ウィンターのコラボというだけでもおもしろいのに、スター・トレックのスポット役を演じたレナード・ニモイのナレーションまで入っているというCDです。
ヒーリングに良いかも。
【追記】
このCD、日本語版もありました。
「
鯨の詩(うた)」です。