「週刊現代」が昨年出版した記事につき、発行元の講談社などが損害賠償の支払いを命じられました。
講談社に110万賠償命令 巨人の記事「真実でない」
Excite エキサイト : 社会ニュース より
巨人戦のチケット販売に不公正があったという「週刊現代」の記事で社会的評価を傷つけられたとして、読売新聞東京本社が発行元の講談社や元旅行代理店社員に5500万円の損害賠償と謝罪広告を求めた訴訟の判決で、東京地裁は10日、講談社に110万円の支払いを命じた。
2004年9月18日号の「実名告発 もうひとつの“裏金疑惑” 『巨人戦チケットは独禁法違反』で訴えられた」という記事についてです。
読売新聞東京本社が、巨人戦のチケットについて、旅行代理店に売れない座席との抱き合わせ販売をしたりした、との告発でした。
しかし、裁判長は、「抱き合わせ販売は事業部と旅行代理店との交渉の結果で、協賛金支払いの強要も真実とは認められない」と指摘しました。
Yahoo! ニュースの記事によると、「元旅行代理店社員」が、講談社に情報提供したようです。
また、裁判長は、「講談社側が情報の裏付けなど調査を尽くしたともいえない」と述べたとのことです。