先日、
歩き方で本人確認する技術を紹介しましたが、今度は、ドアハンドルを握って認証する技術です。
日立、ドアハンドルを握るだけで認証できる指静脈認証技術
CNET Japan より
この指静脈認証技術は装置をドアハンドルに組み込んでおり、ドアハンドルを握るという自然な動作だけで認証できる。認証のために特別な操作は必要なく、鍵の携帯や暗証番号の設定が不要になるなど利便性が高い。
この「グリップ型指静脈認証技術」は、今までのように指の腹側ではなく、甲側の静脈パターンを利用するため、より安定し、正確に判定出来るそうです。
10月22日から11月6日まで幕張メッセで行われる
第39回東京モーターショー2005の会場に、出展される予定です。
日立は、こういった静脈認証システムに力を入れているようですね。
3年で売上千億円目指す 日立、静脈認証システムで
Excite エキサイト : 経済ニュース より
日立製作所は11日、銀行の現金自動預払機(ATM)の本人確認などに使う指静脈認証システム事業を世界的に展開、2006-08年度の3年間で売上高1000億円を目指すと発表した。
生体認証としては、指紋や虹彩を使うのが一般的。しかし指紋は複製が容易で、虹彩認証は装置が大きい。
この記事の元となる
日立からのニュースリリースによると、日立の指静脈認証技術による本人拒否率は0.01%以下、他人受入率は0.00002%以下だそうです。かなりの高精度ですね。
ところで、このニュースリリースのページにある検索窓で「静脈認証」をサイト内検索してみたら、355件も出てきました。
さすがに力を入れているんだなあと関心しました。