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「人生はチェスに似ている。 自分の手中にあるものはチャンスではなく、駒の進め方だ」-テレンティウス
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ロス疑惑報道の95%は嘘?
ロス疑惑報道の95%はウソだ!
三浦和義氏

livedoor PJニュース より
 10月8日より、6回連載で、1984年のロス・保険金殺人疑惑について、当時殺人容疑で起訴されたものの、無罪判決を勝ち取った三浦和義さんの話が掲載されています。今のところ、まだ2回分ですが、残りも読んでいきたいです。

 三浦さんの苦難の始まりは、1984年、週刊文春が連載記事によって、三浦さんを殺人犯に決めつけたこと。ほかのマスコミも、こぞって三浦さんを犯人扱いしたために、警察は捜査を開始。
 そして、殺人容疑で起訴されましたが、1998年には、控訴審判決で無罪判決を受けました。

 そこからが、またすごいと思うのですが、マスコミからの報道被害(名誉毀損)について、弁護士から「三浦さんの訴訟は1000件を越すことになるかもしれません。『本人訴訟』でやってみたらいかがですか」と言われ、自分で訴訟を起こしました。

 結局、476件の訴訟を起こし、勝訴が80%。敗訴が5%。残り15%は時効で退けられる。

 三浦さんが起こした大きな訴訟の例として、共同通信(ニュース配信会社)と配信先の地方新聞社に対するものがあげられています。
 三浦さんいわく、「報道した内容に、真実に足りる相当理由があったかどうか、という報道側の誤信相当性を突きました。共同通信は立証できなかった。」
 結局、三浦さんの全面勝訴となったそうです。

 そういえば、松本サリン事件の第一通報者でありながら、犯人扱いを受けて苦しまれた河野さんという方もいましたね。

 このような報道被害について非常に残念なのは、裁判で勝ったとしても、それまでの報道による先入観が強いために、一般大衆の考えがなかなか変わらないこと。
 「火のないところに煙は立たない」と言えども、マスコミがその火をつける時もあるのではないでしょうか。
by angelblog | 2005-10-09 23:59 | マスコミ
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