新しい iTunes が発表されて以来、MiniStore という新機能により iTunes 固有の顧客ID番号と関連づけられたデータなどの情報が送信されることが、プライバシー問題となっていました。
そのような情報を Apple が保存することはないと言われても、やはり不安が残りますよね。
しかしそこは Apple、さっそく対応してくれました。
アップル、MiniStore機能のプライバシー問題でiTunesを修正
CNET Japan より
Apple Computerは、「iTunes」ソフトウェアの新しい推薦機能について先週浮上したプライバシー関連問題を受け、わかりやすい告知を搭載したアップデートを公開した。同時に、同社では、この機能を簡単に無効にするための方法も目立つように変更した。
今回のアップデートでは、MiniStore を初めて有効にする際に iTunes が告知するようになっています。
さっそくチェックしてみると、こんな文章が・・・
「iTunes MiniStore をご利用になると、ご自分の iTunes ライブラリにいながら、新しい音楽やビデオを見つけてお楽しみいただけます。ライブラリにある項目を選択すると、その項目に関する情報がアップルに送信され、それに関連のある曲やビデオがMiniStoreによって表示されます。アップルでは、お客様のミュージックライブラリに関する情報を一切保存いたしません」
そして、「MusicStore を有効にする」というボタンをクリックしないかぎり、この機能が使われないようになっています。
たとえ有効にしても、iTunes の右下にある「MusicStore を表示します/隠します。」というボタンをクリックすれば、非表示のあいだは無効(オフ)になり、情報も送信されません。
このボタンは初めからあったものですが、こうしてちゃんと説明してくれると安心します。