クリスマスも近づき、ローマ法王はクリスマスの精神が商業主義によって汚されていると指摘しました。
ローマ法王、「クリスマスの精神汚す」と物質主義を批判
Excite エキサイト : 国際ニュース より
法王は、サンピエトロ広場に集まった群衆を前に「現代の消費社会では、不幸なことに毎年この時期になると、ある種の商業『汚染』によって、本来のクリスマス精神がゆがめられてしまう事態となっている」と指摘。
また、クリスマスは厳粛に祝うべきものであるとし「信仰の気持ちを表し、それを子供たちに伝える簡素かつ効果的な方法」として、イエス・キリスト生誕を祝うゆりかごを各家庭に飾るよう信者たちに呼びかけた。
たしかにそのとおりですね。
とくに日本では、クリスマスの意味を知らずに商業主義だけが前面に出ています。反省。
ところで、「イエス・キリスト生誕を祝うゆりかご」って、かなり適当な翻訳ですね。これは日本のロイターの公式な訳なのでしょうか。
原文の記事では「nativity crib」。つまり、イエス・キリストが馬小屋で生まれたときに寝かされた飼い葉おけのことです。
欧米では、この飼い葉おけや馬小屋のシーンのミニチュアセット(「キリスト降誕シーン」)をよく売っています。私も、旅行した際に買ってきました。
日本でもキリスト教書店で売っていますので、近くにあればのぞいてみるといいかもしれません。