タミフルに関する期待と懸念が交差していますが、やっぱり予防が一番だろうと思います。
基本的な知識は持っているつもりですが、いちおう専門家のサイトをいくつかのぞいて研究してみました。(皆さんも、復習にどうぞ)
もちろん、最初にすべきなのは、病原体を体に取り入れないようにすること。ただし、これを完璧にしようとすると、通勤・通学・買い物などができません。(^_^;)
もうひとつ覚えておくべきなのは、インフルエンザにしても風邪にしても、健康で強い体でいて免疫力が強ければ、病原体を取り込んだとしても、それをはね返せること。または、かかったとしても、比較的軽い症状ですむ。
また、インフルエンザのウィルスは、寒さと乾燥に強く、暑さと湿気に弱いという特徴があります。私たちの体も、気温が低いと、鼻・のど・気管などの病原体に対する防御力が低下します。つまり、気温が低過ぎたり乾燥したりすると、インフルエンザにかかりやすいというわけです。
というわけで、上の三つのポイントをまとめてみました。
1)病原体を体内に取り込まない
なるべく人ごみを避ける
外出時はマスクをする
帰宅後はうがいをする
石鹸を使ってこまめに手を洗う
2)健康で強い体を作り、抵抗力を強める
十分な睡眠をとる
疲れをためないようにする
バランスのよい食生活をこころがける
ビタミン補給をする
適度に運動をする
極端な厚着や薄着はしない
タバコの吸いすぎに気をつける
ストレスをうまく発散して、免疫力の低下を防ぐ
3)部屋の温度と湿度
室温を20~25℃に上げる
湿度を50~60%に上げる(加湿器などを用いる)
どれも簡単で、すぐにできそうなことばかりです。しかし、そういうことこそ、かえって実行するのが難しかったりします。
めんどくさがらずに、こういった基本的な健康のルールを守るようにしていきたいです。(自分に言い聞かせています)
【参考にしたサイト】
北海道立衛生研究所
健康の森(日本医師会)
タケダ
【今までの記事】
インフルエンザ薬「タミフル」で異常行動死
タミフルによる異常行動死の疑い(その2)
タミフル(その3) 服用後の死者、世界で71人
【追記】
「発生国からの入国者対象に靴底消毒実施」という記事がありました。
世界各地で鳥インフルエンザが発生していることを受け、成田国際空港など国内4空港で22日、発生国からの入国者を対象にした靴底の消毒が始まった。入国ロビーに消毒薬の次亜塩素酸を染み込ませた縦180センチ、横120センチの専用マットを置き、靴底に付いた土などからウイルスが持ち込まれるのを防ぐ。
農林水産省によると、成田と関西国際、中部国際、福岡の4空港で実施し、入国者の9割をカバーできるという。
これもお国による「予防法」のひとつですね。^_^)
【追記 12月2日】
追加の記事です。
タミフル(その5) 服用後、経過観察が必要
【追記 2005.12.15】
タミフル(その6) 17歳以上の男女も死亡